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2015.01.18

粟立山遭難救助報告

報道の通りですが、妙高市で同時に2件の遭難が起きました。
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 当初の要請はアカカンだけだったのですが、数時間後に粟立山も正式要請があり非常に忙しい夜となりました。土曜日の夜の要請です。2件の出動だったので、人員の割り振りが大変でした。日付が変わるまで電話連絡やメールのやりとり。その間のちょっとした空き時間に自分のパッキングです。柏崎に移って初めての出動、加えて大雪なので、時間が読めません。私は2件のうち、粟立山遭難救助を担当。6時半集合に合わせて3時起床の4時出発。殆ど寝てませんね。

 現場は道が狭いこともあり、車を駐車するにも非常に窮屈。まずは分かっている情報を共有するべく、遭対連だけでミーティング。そして、公民館に移って警察・消防と遭対連で打ち合わせ。代表で私が出ました。ルートや雪の状況、その他安全確保など、二次災害を出さない事を徹底しての捜索と言う意思確認と妙高遭対連としての考えをはっきりと伝えました。警察・消防とのパイプ役、そして妙高遭対連の隊員の管理も私の仕事。7時15分に出発。天候は回復するとのことですが、午前中は雪が降ったり止んだり。稜線は猛吹雪となり、非常に厳しい救助となりました。

4視界は悪く、斜面のコンディションも悪い中、上がります。

5稜線での地吹雪は凍傷が危惧されるほど…。

 遭難者は発見され、ヘリでのピックアップです。この粟立山で2名が遭難、うち1名が亡くなられました。そしてアカカンで遭難された方1名も亡くなられたとのことです。妙高で同じ日に2件同時発生で2名が亡くなると言う前代未聞の遭難です。粟立山救助活動が終わってから妙高遭対連は解散しました。

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妙高山域遭難対策連絡会」カテゴリの記事

コメント

横山です。土曜日の昼過ぎに体調不良で家でテレビを見ていて、名前、年齢からまさか、と思い出しましたが、現実になってしまいました。あの水野さんですら、このようなことになった事に、改めて自然の怖さ、感じます。遭難対策協議会の面々、テレビに映るのを見ていて、その任務の厳しさ(このような口で言うのは失礼とは思いますが)、恐れ多いと思います。これから事後処理が大変と思いますが、頑張って下さい。でも、智ちゃん(奥さん)のショックは想像出来ません。

投稿: TAKU | 2015.01.19 10:07

ご無沙汰してます。
一報聞いたときに
捜索で行っているなと思ってました。
本当に
お疲れさまでした。
上越の友人と
繋がってる方でした。
大好きな山だけに残念です。ゆっくり休んで下さい。

投稿: たろう | 2015.01.19 17:47

横山様、ご苦労様です。励ましのお言葉、大変有難うございます。
私も少しだけ面識がありましたが、凄くショックです。
これからもいろいろとご指導下さい。

投稿: 吉田 | 2015.01.19 20:34

たろう君、お久しぶりです。
厳しい中での救助でしたが、全てスムーズに進行したと思っています。
今後、事故が起こらないことを祈るばかりです。
たろう君も山に行くときは気を付けてね。

投稿: 吉田 | 2015.01.19 20:37

捜索で入山しているだろうと思っていたけど、遭難現場は辛いし厳しい。自身と捜索隊の安全をマネジメントしながらで心身共に大変だったと思う。本当にお疲れ様でした。

投稿: ボルトマンF | 2015.01.19 21:53

ボルトマン、お久しぶりです。元気かな?
救助が終わって一息つきたいところだけど、なんだかんだやることがあって慌ただしいです。連日、バックカントリーの特集が報道されており、安全管理がさらに問われるこの頃ですね~。

投稿: 吉田 | 2015.01.19 22:46

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