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2014.09.28

燧ヶ岳 2014.9.28

9月ももうすぐ終わり。と言うことで高山地帯は本格的な紅葉シーズンに。
Aこれが熊沢田代。綺麗で開放的な場所でした。

 今年は残暑らしい残暑が無かったこともあり、紅葉の訪れは早いとのこと。年によって当たり外れはあるものの、概ね夏に豊富に雨が降り、9月初めから一日の気温の差が激しいなどの条件で綺麗な紅葉になる。そしてなにより一番大事なのは山に行く日の天気。今日は文句なしの快晴。兼ねてから狙っていた尾瀬の燧ヶ岳へ。
いろいろ調べてはみたが、御池には初めて行くこともあり、少々不安。昨日27日(土)の19時半に柏崎を出発し、23時過ぎに御池駐車場着。噂どおり、奥只見湖の銀山平から先が核心でした。余りのカーブの多さに嫁が車酔い。運転する私も意識朦朧。ようやくたどり着いた御池駐車場で早々の就寝23時半でした。疲れていたのか朝までぐっすり眠り、早朝5時半起床。晴れが約束された爽やかな朝でした。

B朝の御池駐車場。凛とした空気の中、それぞれが登る準備に。

 御池駐車場一番奥の登山口から取り付いて出発したのが6時20分。道は木道を外れるといきなりの急登。岩の積み重なった容赦ない登りだ。山頂まではこの急登と田代(湿原)が交互に現れて変化に富んだ登りが続く。最初は広沢田代。大小様々な池塘が登りで火照った体を癒してくれる。

 そしてまた急登をこなした後に現れるのが熊沢田代。ここで燧ヶ岳山頂とご対面。この熊沢田代のロケーションは素晴らしいの一言に尽きる。これ見たさにこのルートを選択するだけの価値はあるくらい素晴らしい。湿原の中央に休憩場所が設けられており、それを挟むかのように2つの池塘がアクセントとなっている。上部には色づき始めた燧ヶ岳山頂部が見えている。この休憩場所のベンチに腰掛けて長い休憩。ここを素通りする人はいない。ほぼ全員がここで休憩するのだ。

C登り始めるとまずはこの広沢田代がある。大小様々な池塘が。

D_2ここが熊沢田代。このロケーションに言葉を失う。

G大きな池塘が。水の透明度が全く違う。

H上部から見下ろした熊沢田代。

 ここからは登りやすい道が続き、順調に高度を稼ぐと突然山頂に飛び出した。多くの登山道を有する燧ヶ岳山頂はその人気ぶりが分かるほどの人出。山頂からまず目に入ってくるのは眼下の尾瀬沼だ。そしてその尾瀬沼の彼方に日光連山。これが大迫力でパノラマできる。燧ヶ岳は大きなピークが2つあり、最高点は柴安嵓だ。2356mは東北地方の最高点だとか。尾瀬沼を見るなら先ほどの俎嵓がいいが、この柴安嵓からはあの広大な尾瀬ヶ原の向こうに佇む至仏山が見える。そして近くにはあの平ヶ岳も。

Iそれをもっと引くとこんな感じ。色付きに癒されます。背後は会津駒ヶ岳。

Jいきなり山頂です。こんなに多くの人がいるとは。

K柴安嵓と左に尾瀬ガ原。

 良い天気である。今日はこの山に狙いを定めていたが、あの道路を経由して御池には積極的に来る気はないだけに、この天候が有り難い。下りは同じルートをと思っていたが、道中に何度もご一緒し、またお互い写真撮影をした福島の夫婦のアドバイスを聞いて尾瀬沼に降りることにする。

 まずは俎嵓まで戻ってから下山。ナデッ窪の分枝を右に見送り、我々は長英新道へ。このルートは長いが、危険なところが一切なく、厳しいと評される燧ヶ岳登山道の中で最も安全に上下山できるルートだ。実際になだらかで安全なルートだったが、変化がなく後半はダラダラ感が強くなってきた。緩い道だけに沼までの道のりはかなり長く、尾瀬沼に着いた時は感無量でした。整備された木道を辿ると僅かな時間で長英小屋へ。ここは売店や食堂もあり、オアシス的な場所。

L尾瀬ヶ原横断を一度はやってみたいもんですね。

M上部から見下ろした尾瀬沼。周囲の紅葉も綺麗に染まってました。

Nさらに違う角度から。

O_2見晴らし新道はどこまでも緩やかな道でした。

P降りてきました。この後尾瀬沼のベンチへ。

Q_2尾瀬沼ビジターセンター。

 沼の近くの燧ヶ岳が望める場所で昼食にしました。時刻は12時40分。沼のほとりにベンチとテーブルが置いてあり、まさに休憩適地。この休憩のあと、T字の分枝まで戻ってから沼山峠まで1時間ほどのハイキング。沼山峠は御池までのバスが出ており、売店もある尾瀬の拠点。バスはすぐに発車し、15時20分に御池着。ぐるっと一周した形の燧ヶ岳登山。蓋を開けてみれば殆ど危険な場所もなく、周回コース特有の充実感で漲っていた。

 尾瀬はやはり良いところでしたが、それにも増してあの燧ヶ岳にこんな良い日に登れたことが嬉しかった。至仏山のような優しい道ではなかったけど、それだけに登頂達成感は高かった。帰りの長い湖岸道路も難なくこなして小出方面へ。柏崎には19時着。登る以外にもいろんな制約がある山域だけにそう、頻繁に訪れることはできないかもしれないけど、やはり1年に1度は訪れたい聖地として尾瀬は不動の人気を博していました。

R湿原は人の心を落ち着かせてくれる。

T沼山峠の休憩所。ここからバスに乗って御池へ。

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