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2014.08.20

飯豊山縦走4日目 2014.8.15

8月15日(入山4日目)
山旅も本日が最後。切合小屋から弥平四郎まで長い下山路です。
3時20分に嫁を起こす。時間に余裕を持って下山したいので、早目の行動です。
A_2なんと三国小屋へ向かう途中で朝日が…。

 目が覚め、テントの内側を指で触ってみるも、何故か雨は降っていないようだ。これがかなり嬉しかった。朝食を摂って最後のパッキング。標高1650mほどの切合小屋からデマンドバス乗り場まで実質6時間半も掛かります。下山とはいえ、厳しい道のりなのです。水を満タンに汲んで4時40分、弥平四郎に向けて出発です。最初にサクっと種蒔山に登り、その後は三国小屋まで小さくアップダウンを数回。ちょっとした岩場や梯子なども出てきます。この間に朝焼けがあり、なんとそのまま晴れてきました。

B三国小屋~疣岩山間は開放感のある明るい稜線です。

 うーん、あちこちで今日は雨確実と言われていたのに。これはこれで嬉しい誤算。三国小屋は狭い山頂部に建つ小屋。ここで長い休憩。ここも登ってくる人、下りる人で賑わいます。道はここから弥平四郎へ行く道と川入へ行く道に分かれます。地形はここから疣岩山まで登って急な砂礫の尾根を一気に松平峠まで下ります。この急な下りが核心でした。疣岩山への稜線歩きで太陽が燦々と出てきて、皮肉にも入山後4日間で朝にこんな清々しい太陽を見たのは初めて。

C磐梯山が頭だけ出していました。

D稜線歩きを最後まで楽しませてくれます。

E初の山なので周囲の山の同定ができません。

Fここで大日岳とはお別れ。この天気は上出来。悔いは無し。

 疣岩山は飯豊主稜線を眺められる最後の場所。ここで名残惜しく大日岳を眺めます。この場所で塩沢在住の単独男性(昨日切合小屋テントにいた人)と話しが弾む(MTBの話し)。道はここから滑りやすい急な尾根を下る。長いです。気を抜くとズルっといっちゃいます。木の無い砂礫の尾根なので眩しいです。かなりの標高差を下ってようやく松平峠に到着。ここはいかにも峠って感じの地形で風が心地よく、ザックを降ろして休憩するには良い場所。峠から樹林の下りになりますが、崩れた山肌が多く、またトラバースも多かったので、それなりに苦労して下る。時間に余裕を持って下り始めた本日ですが、だんだん時間が押してきた。

G_2さて、急なザラザラ尾根の下り。直射日光が半端ない。

H長いみちのりを経て祓川山荘へ。ほぼ下界です。この後林道歩き。

 最後に歩きやすい樹林に入ってからは結構急ぎ足。祓川山荘は中を覗くとちょっと不気味だが、水は流れっぱなし。3分ほどの休憩をしてから林道取り付きまで下ります。ここから1時間で弥平四郎集落。林道歩きは嫌ですが、時間通りに降りなければならない為に早歩き~小走りに。11時10分くらいにバス停着。結構ギリギリ。バスはすぐに来ました。野沢駅に12時5分くらいに到着。1時間近くも運んでもらって300円とは安い。12時18分のSL列車で喜多方へ。夏休みのSLなので家族連れで凄く賑わっています。興味はないけど、私も流れで写真を撮ってしまいました。

Iこれが弥平四朗のバス停。

Jバスが来ました。凄く綺麗なバスです。

K野沢駅には大型ザックがいっぱいあった。ここでSLに乗る。

L凄い人気。興味はないけど、流れで撮った(笑)。

N坂内食堂を断念して大安食堂へ。ここも美味しかったですよ。

M山旅の後だから塩味が体に効く。旅の〆。

 喜多方ではラーメンMAPを見ながら坂内食堂まで歩きましたが、店の外まで長蛇の列。何これ?こんなに人気があるのか?これに並んでいたら帰りの予定の電車に乗れない。なので大安食堂へ。喜多方ラーメンは好き嫌いがあるようですが、私は大好きです。嫁はラーメンセット、私は塩チャーシュー大盛りを頼んで食べる。このちぢれ具合が堪りませんね。この喜多方ラーメンを食べ終わり、旅は終結しました。新潟から入り、山形の稜線を歩いて、福島に下山ととても長い旅でした。満足です。
 駅まで戻ると帰りの電車まで少し時間があったので、売店でいろいろ購入。新津まで2時間20分の電車の旅です。電車の揺れる周期は人間の睡眠と深く関わっているのだろうか。山旅の疲れもあり、自然と眠りに。新津駅でP&Rの清算を済ませて秋葉区の花の湯館で4日ぶりのお風呂。これでさっぱりです。振り返るとやはり長い山旅でした。朳差岳~喜多方ラーメンで〆る今回の飯豊縦走は予定通りの大成功。

O帰りの電車で調べた温泉です。新津から近いです。

 どんな山旅でもそこでの貴重な出会いがあります。朳差小屋2階で一緒だったダイグラ尾根で下山すると言っていた男女。頼母木小屋の女性管理人、北股岳山頂で話し、お互い写真を撮りまくった男性、御手洗池ですれ違ったMTBを押して歩いていた人いずこへ。天狗の庭ですれ違った兵庫のテレマークスキーヤー、あの後は滑ったのでしょうか。切合小屋テント場で近くにいた人で疣岩山で話した塩沢在住の単独男性、MTBの話題で盛り上がりました。全てが大切な一期一会です。振り返ると雨に降られたのは初日の4時間くらい。あとは晴れか曇りの天気でした。これだけ大きな山なのでまた違うルートで歩いてみたいです。
 
 なお、2014年8月現在、川入には車で入ることができません。大雨の影響で復旧工事をしています。なので、車、もしくは電車利用の方は弥平四郎からのアクセスになります。弥平四郎⇔野沢駅間のバスは平日6便、土日は3便しかなく、必ず前日の予約が必要です。西会津の役場で詳細が分かります。管理人がいるかどうかにもよりますが、水場が近くて豊富な小屋は頼母木小屋、梅花皮小屋、切合小屋でした。

 奥胎内からひとつひとつのどのピークも記憶に残り、ドラマがあった。飯豊山は予想を遥かに超えるとても大きな山でした。雨に降られたり、久々の重荷で苦労した山行ですが、こんなほろ苦い山旅ほど記憶に残るものなんですよね~。温泉に入った我々はそのまま帰宅せず、またしても亀田の好日山荘へ。嫁の靴選びです。私の靴もボロボロでそう長くないだろうから、いろいろ物色しました。亀田から柏崎までちょっとしたドライブです。帰宅して片づけを終えると安心したのか疲れがどーっと出て、4日ぶりの我が家の布団は、それはそれは寝心地が良かったのは言うまでもありません。

Map手書きですが、山旅のイメージです。

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