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2013.07.21

焼山 真川ルート整備 2013.7.20~21

この週末は焼山への登山道のひとつである杉の沢橋から真川ルートの整備に参加してきました。
0新鮮

 普通に歩いてもハードなこのルート、水量の多いこの時期は沢を三度渡渉せねばならず、肉体的に要求されるものが非常に高い。今回の道刈りは築田さんを含めて4名。6時45分に杉の沢橋をスタート。噂の堰堤工事前を通過。この堰堤が完成したら水の流れ次第で”ヘツリ”周辺の様子がどうなるか非常に興味がある。少なくとも代替ルートが作られており、滝沢前までは快適に歩ける。
 
 金山谷。先週までは水量が多く、渡るのに苦労したそうだが、昨日現在ではどうにかジャンプで越えられる。上部にまだ雪渓が残っているが、これから水位は落ち着いてくる模様。裏金山谷は飛び石で渡れた。重いザックが肩に食い込みバランスを維持するのに苦労する。加えてグリーンシーズン初の泊まり山行とあり、体力・スタミナともに不安要素があるにはあるが…。そして問題の地獄谷。ここがいつも苦労する場所だ。今年は容赦なくゴーゴーと水が流れている。築田さんのフォローがあって無事に渡ることができた。感謝。

 焼沢。今日現在、厚みが軽く3mオーバーの雪渓で蓋をされている状態。その下は沢の水が流れている。名物の清水は雪渓の下。もちろん降りるには危険がともなうし、雪渓も薄い部分があり、何も考えずに歩き回るのは危険。しかし、今年の春は雪消えが早いと思っていたが、場所によっては遅くまで残っているようだ。全くわけが分からん。焼沢からは尾根に取り付く。ここから刈り払い機を持って登る。7月はまだ雪の残る焼山南面だが、今年は特に多い。急な所にはステップを切って登る。そして昼前に富士見峠着。清々しい。本日は秋のように澄んだ空気で遥か遠くの山々が良く見える。

 軽く食事休憩の後、2班に別れて作業。テント場の整地班と稜線の刈り払い班。後に稜線で合流予定。私は稜線の刈り払い班である。ニッコウキスゲの群落に注意しながら標高二千メートルの稜線を草刈り。爽快である。途中で木の芽沢さんに交代してから私は夕食用のタケノコ取り。しかし、今年はこの界隈は不作なのか、いいのが取れない。金山は今だ、たくさんの雪を纏っており山頂直下の雪渓前で作業を中止。もう16時になろうと言う頃、4人でぞろぞろ富士見峠のテント場に戻ります。テント場ではまず、タケノコの処理。そして各自夕食。山で食べるタケノコ汁最高!夏らしからぬ日だけに夕方からは冷え込み、寒いほど。テントの中に移動して宴会続行。そのまま22時まで山談義でした。
 
 そして21日朝。遊びではなく作業で登っているだけに私を含めて皆さんお疲れ。朝はのんびりと食事を取ってから私は富士見峠⇔泊岩分枝まで刈り払い。ここの草が厄介だった。一部危険な箇所を従来の安全な道に付け替えて作業は終了。さて、長い下山ですが、ただ下るだけではありません。焼沢まで刈り払い、枝払い、雪渓の道切り、テープ付けなどの作業をしながら下ります。雪が多いことから雪渓の道切りで時間を取られる。焼沢では数人の山菜取りの人と遭遇。ここから杉の沢橋までほぼノンストップで下ります。今日は明らかに昨日とは違って夏日である。暑い!
 
 この真川ルートの整備作業、一回限りのイメージがあるけど実は毎年焼沢までは先発隊(築田さんと有志の方)が数回に渡り、草刈りや沢のゴミ掃除をしてくれています。そのお陰で我々が快適に富士見峠にアクセスでき作業に没頭できるわけ。稜線の整備作業も本日で終わりではなく、上部で伸びきっていなかった草やまた新たに伸びてくる草を今後整備する予定だそうです。私がこの2日間で流した汗なんてほんの僅かなものなんですよね。それほど人が通れるようにするのに苦労する道なので、何か良い方法、楽な作業方法がないか…なども今後は考えなければいけないかもしれません。

・杉の沢橋から富士見峠、富士見峠から金山と泊岩分枝間は整備済みですが、地獄谷は水量が多く、流れも速いため注意が必要です。
・杉の沢橋からすぐの真川へつり地点は砂利の仮車道が作られており、へつりは必要ありません。車道を歩くことになります。また工事現場付近にはピンクの誘導テープが付いています。
・焼沢の美味しい清水は雪渓の下にあります。降りることは可能ですが、注意が必要です。また、一部で雪渓の薄い部分があり、今後はその薄い部分が拡大していくハズなのでこの周辺は注意して下さい。
・ルート後半上部には雪渓がかなり残っており、ピンクのテープが付けてありますが、雪渓の後退状況でルートは変わります。
・富士見峠⇔泊岩分枝は一部従来の道に戻してあり、整備済みです。
・今後、沢の水量は日々少なくなっていきますが、上記雪渓の状態は特に確認必要となります。

A堰堤工事現場。規模が大きい。

B金山谷。少~し勇気が必要。

C焼見台からの焼山。このルートの定番。

D地獄谷渡渉。川は狭いが、流れが速い。厄介です。

E焼沢水場。雪渓の厚みが…今後注意が必要。

Fルート上部には雪渓多し。アイゼンがあると安心。

G富士見峠からの金山。

H稜線のニッコウキスゲが凄い!

I同じく海谷方面。

J稜線は涼しく、作業が捗ります。

K富士見峠⇔金山は花の多い稜線漫歩。最高ですよ。

L秋のような空?

M作業が終わり、そそくさとベースへ。

N糸魚川方面の幻想的な瞬間。

Oこちらは戸隠方面。夏の午後とは思えない。

Pベースにて。各々が夕食。

Qタケノコ汁。美味い。

R戸隠方面に出た夕暮れ時の綺麗な雲。

X日本海に沈む夕日。絶句。

T21日の朝、泊岩分枝直前の雪渓。

Z本日の収穫はユキザサ。帰りはトマトで夏野菜も買って帰った。

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コメント

昨日今日とお疲れ様で、お世話になりました。
疲れのせいか?帰りの方が疲れた下りになりましたよ。
またの機会でよろしく ^ ^v

投稿: 木の芽沢 | 2013.07.21 21:31

木の芽沢さん、2日間ご苦労様でした。
稜線での作業は最高でしたが、下山が長いですね。
特に金山谷から滝沢間が試練です。

それにしても下界は暑いっス!
またお願いします。

投稿: 吉田 | 2013.07.21 22:41

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