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2013.05.06

影火打北面~胴抜キレット~焼山南面台地~杉の沢林道 第二部 2013.5.5

 この天候で焼山を登らずしていつ登る…そんな想いで壁のような高みを目指した。
I_3壁のように急だが、雪も柔らかく、ツボ足で山頂を目指す。

 『5月5日高谷池定着3日目 第二部』  キレットからの焼山登りは最初っから容赦ない急登。トレースはあるものの、高度を上げるとそれなりに緊張する。上部を見上げるとなんとシールのまま登っている人がいるではないか。信じられない。面によっては急激な落ち込みがあるので、そちらに滑落したらただでは済まない。噴煙口が見えるようになると斜度も落ち着いてくる。振り返ると影火打が急峻に聳えているではないか。そうこうするうちに先ほどシールで登って行った人が2人降りてきた。杉の沢からのピストンらしいので、雪の状態を教えてもらった。
K_2山頂です。どこから登っても大変な山。

L_3北面台地方面。

M金山・雨飾山方面。

N妙高・火打方面。高谷池遠望…あんなに遠くから来たんだと感動。

 さて、キレットから1時間15分ほどで山頂着。2400mの山頂、快晴無風。数人の人が休憩していた。好条件に恵まれたこともあり、今回の3日間のツアーで火打山・影火打山・焼山と全て登ることができた。滑る準備をしていろいろ地図と照らし合わせるが、途中から南面に入りこむことにする。まずは傾斜の緩い場所だけキレット方面へ滑降。続いて南に回りこんで良い斜面を見定めて滑る。ロケーションは素晴らしい。どんどん下るが、急な崖に出たのであっちこっちフラフラした挙句、45度はあろうかと言う壁を無難に焼沢に降りた。やれやれ。
O滑走。キレット方面からすぐに南面に回り込む。独り占め。

P広い・白い・長い。

Q焼沢に降りる斜面を見つけて安心。

 焼沢には先ほどシールで登っていた2人のシュプールがあり、この白い絨毯を上から滑ったんだ…と羨ましくも思う。テレマークでメローに流すのであれば焼沢がいいかもしれない。夏は美味しい水場のある沢です。さて、焼沢と言う名の白い絨毯は遥か先まで続いており、もう勘弁してくれ!って言うくらいテレマークターンが決まった。贅沢である。至福である。金山谷から先で苦労するのは分っている、分っているのだが、それを持ってしても素晴らしいルートだ。嘉平冶岳からのヌルイ沢が合流する部分を過ぎると焼山はだんだん遠く見えづらくなってくる。斜面は樺の川原になって裏金山谷辺りで沢の流れが出てきた。結局金山谷の尾根を乗越す場所まで滑走でき満足。
R_2影火打と焼沢の真っ白な斜面。テレマーク向きだ。

S長い。白い絨毯。綺麗な斜面です。

T金山方面、ライン取りは難しいが、こちらもいい斜面。

U滑ってきた上部を振り返る。

W相当長い間滑ってようやく全貌が見えた。規模が半端ない!

Xヌルイ沢合流を過ぎると川原らしくなってくる。

Yそろそろ終盤。キレットからここまで実に長い良い斜面でした。

 ここからツボ足で安全な場所を金山谷に降りる。雪が少ないこともあり、下降ルートに悩んだが、無事に金山谷着。さて、ここから焼山版大脱走ルートの始まりです。一言で言うといかに楽して1427台地に上がるか。しかし、昨年と違い、雪の乏しい今期は高巻きを強いられた。台地からも滝沢が沢割れしている可能性大なので、普通に夏道を降りた。ヘツリを上から巻いたら広い川原で最後の休憩。夏もそうだが、最後が長い。他に数パーティーの人達が金山方面に入ったようで下山で抜きつ抜かれつを繰り返した。林道は雪切れが多く途中から板を担いで歩いた。長いルートでした。しかし、苦労以上の素晴らしいルートだった。どちらかと言うと私は高谷池からの下降ルートだったので、ほぼイイとこ取りだったと言えるかもしれない。下から登るとキツイだろうな。
Zヘツリ高巻きから夕日に照らされた焼山が…焼山よ、感動を有難う!


 3日間、小屋では埼玉や八王子の方とお話しする機会があり、山での貴重な一期一会に恵まれました。雪の少ない今期でもルートの偵察やアクセスなどの工夫でこんな夢のようなツアーも可能なんだと再認識するとともに中日ではなく、下山日が文句なしの好条件になった運の良さもあってのことです。影火打南面、焼山南面と南面づくしのツアーで最後の林道歩きは足が本当に辛かった。結局、笹ヶ峰着は17時40分と10時間ツアー。3日間とも良く歩き、良く滑りました。因みに私、この1ヶ月でいつの間にか5kg痩せてました…食事は毎回ガッツリなのに。自然に趣味でダイエット、これ理想です。
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