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2009.07.03

09シーズン総括

なんとなく、そしていつのまにかスキーシーズンが終了してしまった。何故”なんとなく”かと言うと計画していた最後の乗鞍ツアーが雨で中止になったからである。乗鞍高原まで行っておきながら滑り収めが中止になったので結構複雑な思いだった。雪が非常に少なく天候にも恵まれなかったシーズンだったが以下は総評である。
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放山を含め海谷の山は非常に魅力的な山が多い。

◎まずシーズン始め…人工降雪機のない妙高エリアにおいて早期スキーをやるにはムリがあると考え、メッカの軽井沢に行ってきた。平日とは思えない混みように圧倒されたが雪の上を滑れるだけで満足できる時期だけに納得してしまった。
次いで白馬五竜…なにしろこの時期は雪の絶対面積が少ないため、行けることなら平日にしたい。白馬は雪がそれなりに多かった。次いで野沢や鹿島槍に行ったが、どこも晩秋の冷え込みが足りずイマイチだった。地元で滑れるようになったのはクリスマスを過ぎていた。

◎ベースはシャルマン…先シーズンに引き続きシャルマンがベースなのだが、雪不足と勤務の休みの関係とクワッド事件もありモチベーションは上がらず。大晦日からスタートしたシャルマン通いだが、ペアリフトでアクセスする非常に面倒な状況が延々続く。参った…。しかし斜度や地形などゲレンデの資質は素晴らしいものがあるだけに1月後半以降、ドカッと降ればやはり楽しいのがシャルマンなのだ。
この時期に決まりかけていた妙高高原への引っ越し日時が決定する。よって来期からベースが変わるため、放山を中心とした海谷の計画をたくさん入れた。雪が少ないこともあり2月に入り、行けるときに行ける場所に予定を入れた。
シャルマンは3月に入っても藪が消えなかった。藪が消えないまま春になり、雪もどんどん消えてゆく。名残惜しむわけではないが、4月24日に行ったシャルマンがゲレンデのラストだった。今思えば信じられないコンディションだったが…。

◎雪崩関係…夫婦または単独で行動することが多いため、雪崩に関しては非常に関心をもった。JANのキャンプに参加したり、シャルマン周辺でビーコン探しやビット掘りを何度もやる。
空沢山ツアーでは放山を過ぎた稜線で足元の巨大な雪屁が崩れ、稜線西側の木の近くを歩いていれば安全と言う思い込みを捨てた。あの崩れたときの鈍いゴーッと言う音は今もはっきりと覚えているし非常に恐ろしかった。西飛山ダムからの林道はとにかく酷い状況でデブリで林道が消えていた。

◎ツアー…2月の半ば辺りから今期はもう雪の量は望めないと悟り、放山西面からスタートした。雪が一年で最も多いハズの時期にもかかわらず、どのツアーもとにかく藪が濃く、沢ルートは完全に水の流れが出ていた。快適だったのはたいした渡渉がない赤倉山だけか…。天候の関係で行けなかったツアーもあるが、意外に良かったのが前烏帽子である。吉尾平(前烏帽子)~砂場は本当に板がよく走り滑っていて楽しいルートだと思う(地形は複雑だけどお勧めです)。
予定していた澄川も雪の量が心配になり2月末に実施。高谷池トイレ掘りや関西のharuさんご夫婦とのセッションなど、出合いが多かったのも良かったと思う。

振り返って特に印象的だったのは澄川ツアーと高松山~一の倉川だろうか。澄川はRunaと行動していこともあり、彼女の体力の限界が来る前にビバークの予定だった。しかしどうにか発電所の吊橋を渡って林道に上がった時点でその可能性はなくなったわけだが、皮肉にもそこで暗くなり無情の雪が降りだした。
スキーとはいえ真っ暗闇の雪降る林道は実際の距離以上に長く感じた。岡沢集落手前で新井の街の灯りが見えた時、2人ともへたり込むように崩れ落ちたのは今では思い出である。タクシーのヘッドライトが見えたとき「これで生きて帰れる」と実感したほど。

高松山はシャルマントップや放山山頂から見ると白一色の非常にかっこいい山です。一の倉を滑ると計画したが、昼闇山経由よりも北東尾根を選択したのは単にイザと言う時に北面台地へ逃げれるのとドロップポイントの斜度の違いである。結果的にはここも雪不足。雪割れで沢は出ているわ滝は流れているわで尾根にルートを取った。高松山の北東尾根は登っていても常に崩壊や雪崩の恐怖を感じた。
海谷は上越から近く、これだけ滑れば満足なのだが、来期はまだ滑っていない昼闇山カールにチャレンジしてみたいものだ。

思えばシーズンの最初から最後までテレ友と連絡を取り合うとき、合言葉のように「雪少ないね」と言い合っていたように思う(笑)。実際にここ20年くらいで最も少ないとのことです。ツアーの重点を海谷においてそれを実施できたのが良かったと思うし、なかでも前烏帽子と高松山は忘れられないツアーになりました。
妙高をベースにするとはいえ、来期も海谷には出没するし変わったことと言えば家からゲレンデが近くなったことくらいかな。来期はもっともっとツアーに行く回数を増やしていきたいです。

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