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2008.08.29

オフならではの四方山話し

今期は7月10日でスキーシーズンを終了したのは以前のblogでアップした通りだ。毎度のことだけど板収めをしたあとは名古屋市のチューンナップショップ”RID”に板のリペアとチューンの依頼。ついでに10月まで暗室で保管もしてもらう予定だったのだが、つい先日そのRIDから1本の電話があった。
Image55

聞けば私のサイコATの滑走面とメタル部分が剥離しているというのだ。まだ2年しか経っていないのに…あり得ない。詳しく聞くとかなり重症で完全に隙間が開いて向こうが見えるくらいだとか。メールで写真を送ってもらい見てみると本当に酷く剥離していた。
なんで?…電話で阿部氏と話した。「かなり酷い状態なので直らないかもしれない」とのこと。これは困った。

このATと言う板は私のメイの板なのだ。で、メーカーに問い合わせてみることを勧められたのでKEI-SKI代表の小森さんに電話した。小森さんはとにかく板を送ってほしいと言っていたのでRIDから直接札幌のKEI-SKIに発送してもらった。
そして3日後、小森さんからメールがあり、その親身な対応、丁寧な説明、そしてマニュアルを超えたサービスに心を打たれ感動した。以下はそのときのメールの一部を抜粋したものです。

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○○様いつもお世話になっております。

RIDさんからスキーが届きました。早速スキーの状態を確認しました。
今回はサイコをご愛顧頂いている感謝の意味も込めて、2年ご使用になられていますが 来季モデルのAT175cmで無償交換させて頂きます。金具は送られてきたものを取り付けしてよろしいでしょうか。

今回の剥離の直接の原因は金具取り付けビス穴からの浸水よりその直下にあるアルミ合金板の腐食によって接着層が剥がれています。アルペンビンディングのビスと異なりテレマークビンディングのビスはスクリューのピッチが大きくてビス長も長いため、浸水が多いです。
テレマークビンディングにおけるこの状態のトラブルが多くなってきたので昨年度のモデルより構造を改良して、木芯に変わりはありませんがテレマークビンディングでも剥離は解消されています。

但し、取り付け時のビスカット、防水処理は不可欠でこの処理をしないと浸水で木が膨らんで滑走面が凸になったりします。弊社でテレマークの金具を取り付ける場合はG3であればアルペン用のビスに付け替えたりして極力トラブルのないように気をつけています。今度は安心してご使用頂けると思います。
宜しくお願い致します。

KEI-SKI ○森
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私はこれまで4台サイコを所有してきた。周りのスキー仲間からはサイコマニアと笑われているが、その頑固なまでにこだわりをもったスキー作りと他では味わえないパウダーでの撓みが大好きで愛用し続けている。
そう…最近流行のやたらウエスト周りを太くして浮力を出しただけの板とは明らかに違う。太くなくてもパウダーは楽しめるんだと実感させてくれる板なのだ。

KEI-SKIは旧カザマの職人だけで結成された小さなスキーメーカーである。サイコというブランドは八幡平の庄司さんがパウダーを滑ることだけを考えて作ったスキーだ。板の性質上、庄司さんが開発してKEI-SKIの職人が手作りすると言う完全受注生産方式をとっている。ちなみに今期は600台限定。

以前からスキー選びで時々メールはしていたし、私のサイコ好きは小森さんも知っている。今回のようにビンディングに取り付けるビスの違いなど果たして知っている人っているのだろうか。いろいろ勉強になったし、なにより来期モデルを無償交換と言うこれ以上ないサービスを受けて感動しました。
これで来期も整地とパウダーでサイコーなスキーライフを楽しめる。私はこれからもKEI-SKIの板をずーっと使い続けるだろう。このメーカーの物作りへのこだわりと今回のような真心のこもったサービスがある限りは…。

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