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2008.01.31

シャルマン火打スキー場〈12〉

豪雪地帯の頸城地域は一晩の積雪量が1mオーバーと言うことも充分ありえる。本当に綺麗なディープパウダーは長いスキーシーズンでもほんの1ヶ月ちょっとしか味わえない期間限定のいわゆる天然の宝物だと思う。
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ゲレンデ営業中にもピステンをかけに稼動していた。凄い降り方だ。
とにかく止む事のなかった雪に呆れてしまう。パウダーって最高だ。

予報でそれなりに降るとは言っていたのだがこれほど凄まじいとは思わなかった。権現荘から上部はいつもの降ったときの林道である。シャルマンの駐車場は戦場化していた。除雪車があちこちに唸りを上げて雪を掻き分ける。明らかに予報と違う。降りすぎだ…。準備をしてからセンターハウスに入るともう10時近くなのにクワッドが動く気配はない。ゲレンデ整備が追いつかなくて遅れているのだ。
これは豪雪地帯では時々あること。とりあえずペアリフトが動きだしたのでそれに乗車。確か1番乗りだったと思う。まぁこのペアリフトを使って滑れるバーンはたかが知れているが屋内でボーっとしているよりはマシだ。2本滑るがすぐに飽きた。雪は深すぎて板を1本のボードのように寄せて直滑降しても進まない。なんて重い雪なんだ…呆れてしまうがこれが好きなのだ。そうこの重すぎる新潟の雪が大好きなんだ(笑)。
クワッドが動きだすまでまだ時間がかかりそうなので10時半にかなり早めの昼食とした。シャルマン名物のカニ丼である。食べてリフト乗り場を見ていたらなんだかスタッフが乗り場の除雪をやっている…あと少しで動くんだと言う予感がした。

さてクワッドが動きだしたので乗った。今までで一番ワクワクする…雪が降り過ぎて整備が遅れたくらいだから…。まずはメールから。滑りだしてすぐに思ったのは深いのと重いってこと。特にこの重さは板のトップを雪の上に出しておかないとかなり厄介だ。深いのはいいとして斜度が緩いところはやはり失速してしまう。やはりフォールラインを外さずに落ち続けることが鉄則なのだ。
林道まで出たらやっぱりプリンセスだ。先客がいるもののほぼノートラックに近い。急斜面だと腰上まで雪に埋もれて転倒しようものなら建て直しに相当苦労しそう。この前のプリンセスと違い本当に深い雪なので丸い弧を描くと言うよりはやっぱり縦に落ちるのみ。失速しそうになったらトレース上に乗って加速する。これの繰り返しだ。

ベースに戻ったら休む理由はない。そのままクワッドに乗車。久々のディープパウダーに感動したので同じコースでプリンセスだ。3本目はスノーマンからナチュールに入った。スノーマンは荒れ気味だけどそこそこ良い雪が残っていたし斜度もあるのでかなり良かった。飛山はクローズだったけどオープンしていたナチュールに入った。ここはトラックは1本だけ。みんな知らないのかなぁ。
斜度が微妙なのでトレースで加速してからノートラックに突っ込むと言う攻め方でパウダーを満喫。しかし深い、深すぎるゾ(^^)/どうしようもないくらい深いのでもう1本と思ってリフトに乗ろうとしたら1時まで圧雪整備のためペア・クワッドともに運行停止だと…。丁度放送もかかったのでセンターハウスで休憩とした。これだけ深いから仕方ないな…実際ボーダーは緩斜面でかなり苦労していたし。

平日とはいえ能生中学校のスキー研修もあったしそれなりの人出だったシャルマン。リフトが止まり全員がセンターハウスに入ったので食堂などは大混雑だ。私は何をやるでもなくボーっとゲレンデを見渡していた。12時50分からリフトが動くとの放送がかかったのでそそくさと準備。もう焦らない。滑る斜面は決まっている。ちょっと荒れているプリンセスは候補から外して目指すはナチュールだ。クワッドに乗ってスノーマンをガンガンに攻めた。落ちて落ちて踵は浮くは片足で滑るはでやりたい放題。ナチュールの入り口に着いたのでそのまま入る。先ほどより若干ラインは増えているもののそれでも快適な状態に変りはなかった。ヤバイくらい高速で突っ込むとやっぱりやりました…前コケ。今日は雪が深くてスピードが出ていたので久々の埋没体験だ。もがいて必死に上半身を出したら何事もなかったように?クワッド乗り場へ。
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ファットで腰まで埋まったのはあのアライ以来かな。
この独特の重さもなんだか足を取られて難しいんだけど…好きだなぁ。

次もスノーマン。次はナチュールに入らずにサージに入った。短いが綺麗な起伏の斜面に感動した。雑誌によると密度の濃い樹林をかわすために左右に逃げるべきと書いてあったが興味があったのでその樹林帯の中まで入ってみた。背の高いモンスターを縫って進むとクワッドリフトの乗り場が見えた。
いやぁ…こんな深いのめったにないから休まずにメール。あえてプリンセスをかわしてMAPの禅と呼ばれるメローなツリーランを楽しむ。がここで調子に乗ってまたしても前コケ。今回は板が垂直に刺さって抜けない。がこの手のコケ方はアライで慣れているので冷静にビンディングを外して事なきを得た。で禅からレーズンに合流してからはイイ感じで高速で飛ばした。ここはさっきピステンを掛けたのでエッジも使えるバーンなのだ。ここは結構良かったので同じコースをもう1本。
どうでもいいがこんな日に普通のアルペンスキーで来ていた人がいてリフトに乗り合わせたが全く楽しくなかったそうだ(笑)。そりゃ、そうだ…多分ウエスト80mm以下の板では太刀打ちできないだろうしある程度浮力がないと危険だと思う。

結局15時まで滑り倒して終了。辺りを見渡すとさすがに人も減っていたな。終日降り続いた雪で良いコンディションを維持していたシャルマンはやはり新潟らしく豪雪の山(ゲレンデ)だと思った。そしてこんな私の強い見方になってくれたサイコ188SWって板は本当に楽しくて頼もしいマテリアルだと思う。トップを浮かしたままかなり後傾になってもリカバリーできるし長いので安定もしている。ディープパウダーを滑るほどにその良さが分る…サイコにして良かったと思える1日でした。

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