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2006.07.22

シーズンを振り返り…

シーズンが終わった…。いや、厳密に言うとまだ滑る機会はあるかもしれない。でも一応この辺で区切りを付けてシーズンを振り返り、反省と新たな課題、今後の豊富などを綴ってみたいと思う。
Nabe_1
頸城の山々をパノラマできた鍋倉山山頂。実に素晴らしかった♪
中央が火打山、同じく中央やや右がアライマウンテン(大毛無山)である。
大毛無山だけが周りの山より際立って白いのが分る。

★06シーズンの特徴
昨年初冬、山に雪の便りが届くと同時に第一級の寒気が入り、そのどれもが非常に長く停滞していた。一箇所に停滞する時間が長いので当然降る雪の量も多かった。各地が交通パニックに陥り、普段は雪など降らない太平洋側にも幾度かの降雪と積雪があったのは記憶に久しい。

そうなるとあちこちで聞かれる例の文句”雪は山にだけ降って欲しい”そう私も何度も口にした愚痴だがそれは人間の勝手な希望で年明け1月一杯は本当に信じられないほど雪が降ったのだ。2月はその反動か山の降雪は落ち着いて殆ど降らなかったから不思議なものだ。
3月・4月は気温も上がってくる時期だが場所によっては厳冬期なみの荒れ方をする。なかでも4月の立山は異常だった…後半にまとまって降ったのでその降雪が今の残雪になっているのだ。

季節が前倒しになったのではなく、一箇所に降る雪の量が異常に多かったのだ。”例年なら…”とか”毎年この辺りから…”と言う定説が当てはまらない厳しい厳冬期になった。そして各地で多発した山岳遭難。いつもと違う山の状況に困惑したパーティーは大変だったと思うが、中には降雪直後の穴毛谷に入るなど「何故この時期に?」と疑問に思う遭難もあった。
いつまでも降る雪にザラメを待ち遠しく思ったものだが、GW前半に黒部に入るもその高く盛り上がった真っ白な光景にただただ呆然としたものだ。雪は5月の雪ではなく3月後半の中途半端な雪質で非常に滑走に気を遣った。
その後、ようやくザラメのシーズンになったものの雪の多さが原因で肝心の乗鞍位ヶ原行きバスの運行開始が遅れる。
幾つもの計画を練っては流れるの繰り返しで5月は本当に天候に恵まれなかった。

★アルペン、そしてマイアとの決別
過去数年のシーズンと決定的に違うのはホームゲレンデを4年通った開田高原マイアからアライマウンテンに変えた事。年明け早々アルペンもきっぱり止めてブーツも板も全て手放した。ゲレンデに立つときは絶対にテレマークしか有り得なないと言う状況を自ら作ったのだ。テレマークの上達を目的とし多種多様な雪質や斜面に対応できるゲレンデとしてアライを選択したのは大正解だった。
まぁアライや関など未圧雪の山を新潟だけで30日近くも滑ったのだから少しは上達できただろうし本来の目的である山に入った時の厳しい状況にも対応できるようにはなってきたと思う。

厳冬期のアライは凄まじい降り方をする。2月前半までは行くたびにディープパウダーで一般的に言われる”パウダーって最高♪”みたいなノリとは全く次元が違う事を身を持って実感した(笑)。何が言いたいかと言うと…要するに難しいのだ。余りにも不甲斐ない自分の滑りに焦りを感じ、Sarcの久我君を訪れたのは1月の後半だった。そこで武田君にマンツーマンで教わったのは後ろ足の踏み方と切り返しのタイミング、上体の角度などだ。
今思うとこの武田君のレッスンが今シーズンの全てだったような気がする。
アライに戻ると今までできなかった事がどうにかできるようになった。腰まで埋まる深いパウダーも滑れるようになったのだ。こうなるとシメたもので後はひたすら滑り込みを繰り返すだけ。しかし、まともにリカバリーのできない私はポジションの確保に精一杯だった。そこで余りリカバリーの必要のないフラットかつ緩斜面を好んで滑る。ターン弧の調整やスピードアップに対応できるのはもっと後だった。2月に入るとよりベーシックな滑りに興味が湧いてきたので板もパウダーを楽しむサイコ175よりワールドピステの出番が多くなる。

転倒回数は相変わらずだが、そこそこの急斜面でもどうにか板を踏めるようになってきた。エキサイトやマムシガエシにも突っ込みだした私はさらなるリカバリーの重要性を知る。そこでまた久我君に連絡しSarcの革靴&細板での講習がリカバリー能力に繋がると思って参加することにしたのだ。
ブーツが革靴、板は3ピンの細板と言う全く違う感覚に戸惑う。革靴は足の裏にしか頼れないので少しでもポジションが変ると確実にバランスを崩す。そこで必要になるのがリカバリーなのだ。講習2日目に革靴で神奈山の急斜面を笑って滑る久我君を見て「神業だ…」と感激。いつかあんな風になりたい…。そう…目標があればこそ頑張れるのだ。

GWはいつもの年より長く休みが取れたので欲張って6日間の入山で黒部に入る。結果は悪天候で散々だったけど単独ならではの勝手きままな山旅、重い荷物に振られながらのテレマークは苦しくも楽しいものだった。
その後は去年乗鞍で出逢ったTARO君と再会し、MOOSEメンバーと仲良くさせて頂いている。

★来シーズンに向けて
板は6月にサイコを2set注文した。マテリアル関係は来シーズンのことも考慮しながら決めているのだが、7月に衝撃的なニュースが耳に入る。
新潟のアライマウンテンが経営破綻したのだ。これには正直参った。来シーズンもホームにするゲレンデだっただけに…ショックは非常に大きく予定がふりだしに戻されたという感じだ。現在テレ友と相談しながら来シーズンのゲレンデを検討している最中だが全てを満たすゲレンデなんて有り得ない。何を目的としどんな滑りをしたいのかを決める必要に迫られている。ちなみにことパウダーに関して言えばアライを越えるゲレンデは本州には存在しないと思っている。それほど素晴らしいゲレンデだった。テレマークのレッスンはこれまでと同様Sarcに行くことになるだろう。

やがて梅雨明けすると思うが夏山シーズンもテレマークを意識したものになると思う。非常に短いオフシーズン(3ヶ月間)だがこのオフの期間が体作りに大切なのは言うまでもなく、これまで以上に体調管理をして今後のハイク、滑走ともにパーティーに迷惑をかけないコンディションにしたいものだ。
9月にはRIDのオフトレセミナーもある。できる事なら参加してモチベーションのアップ、更なる体力強化に努めたいと思っている。オフに山に登るだけではなく、それ以外の地道な努力を積み重ねて07シーズンに備えたいものだ。

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コメント

今期は1回しかセッションできなかったけど、来期はもう少し滑りたいね。厳冬期のアライで滑りたいものだ。サイコ1本は買うと思ったけど、2本買うとはおそるべし。やっぱ、ゲレンデのハードバーンや、春も快適に滑りたいもんね。僕もツインチップの板を検討しています。グリーンシーズンも小屋の管理に入ります。ではでは。

投稿: ボルトマン | 2006.07.26 22:08

ハイ…厳冬期に新潟でパウダーセッションしたいよね。
雪の降り方といい雨の降り方といい06シーズンは間違いなく異常だった。

来期も確実にレベルアップできるよう精進します。
テレブーツを履かないのはたった3ヶ月。
もう立山のパウダー滑ってるイメージが湧いてくる…病気ですわ(笑)。

投稿: kei | 2006.07.27 22:05

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